私が初めてモーターコイルというものに触ったのは今から20年近く前、まだ小学校の低学年の時でした。今でもまた人気が出てきているのですがミニ四駆が当時とても人気がありました。私もそのミニ四駆で遊んでいたのですがその頃はなぜミニ四駆が動くのかなんて考えたことがありませんでした。
次にモーターコイルに出会ったのはミニ四駆のブームが去ってから数年経った中学受験の時でした。この時は遊びでというよりも仕組みを覚えなくちゃ!という思いで必死でした。ふとこの頃、そう言えばミニ四駆ってモーターコイル使われていたよな、と思いおもちゃ箱の中を漁ったのを覚えています。別にもうミニ四駆で遊ぶことないし分解してみよう、とモーターコイルを分解することにしました。
ミニ四駆のモーターコイルは一般的なものと同じでシャフト、コイル、永久磁石、などからなっています。電気が通電するとコイルに磁界ができます。フレミングの左手の法則により磁界の向きがわかります。整流子によって通電をON、OFFさせることで永久磁石が周りにあるため吸い寄せられたり反発します。するとシャフトが回り、それが動力になることでミニ四駆は走るのです。
フレミングの左手の法則を知ることで私はモーターコイルの仕組みを理解することが出来ました。今でも様々な場所でモーターコイルは使用されています。是非一度じっくりと見てみてはどうでしょうか。