遺品整理の大変さと子供としての役目

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両親の介護を終えて、心身共に弱っていた時に遺品整理をしました。子育てと介護をしていたので、両親が居ない実家は売りに出すことになったため、ゆっくり休める余裕もなく遺品整理に取り掛かりました。遠方に住んでいた兄弟からは、任せると言われたので、当時は頭にきていましたが、遺品整理をしていくうちに任せてもらえたことがありがたいと思える様になりました。

なぜかというと、とにかく物が多かったからです。そのひとつひとつを兄弟に連絡して相談していたら間違いなくギブアップしていたことでしょう。両親の思い出が詰まった遺品を一人で決断するのは苦しかったけれど、子供としての最後の親孝行と思いながらやりました。
リサイクルショップに出す物、粗大ごみで処分する物、捨てる物、そして兄弟で分け合う物、置いておく物に仕分けしてから、リサイクルショップの引取業者に来てもらいました。疲れ果てて、業者にすぐに来てもらい処分してしまいたいと思ったこともありましたが、自分で見て決められたことで、整理か終わった時には清々しい気持ちに変わっていました。
今振り返っても、遺品整理は介護と同じぐらい大変な作業でした。なので、私はまだ40代ですが、子供にこんな思いをさせたくないので、日頃から断捨離をして常に片付けています。