「樹木葬」:これからは墓石ではなく木の下で永遠の眠りに

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今、注目されているのが「樹木葬」です。「樹木葬」とは遺骨の上に木を植えていきその木を育てることによって自然破壊を防ぐという目的のあるものでした。そしてこれにはもう一つの目的があります。都会に人口が集中している今都会では墓石の土地を確保するのが非常に困難になっています。だけど「樹木葬」ならば低い木を1本植えるだけの土地だけで充分ですし、しかも墓石を作る費用がなくなるのと墓石を維持する費用がなくなるので墓石のお墓よりも安く済むケースもあります。今は都会では「樹木葬」が主流になっていて中々予約も取りづらい状況だそうです。ただ、「樹木葬」とはいってもきちんとしたお墓。

お墓を作る書類上の手続きは何も変わりません。だから勝手に自分の庭に「樹木葬」をするという事は出来ないでしょう。それに「樹木葬」なので普通のお墓とは違い、木にお参りするようになるのであまりお墓参りしている気分にはなれないかもしれません。但し、将来子供や孫たちに代々金銭的負担を掛けたくないという方には「樹木葬」はお勧めです。自分は死んだら終わりですが後に残る人達の負担を減らす。木の手入れもすべてどこかの業者がするので何も問題はありません。これからの時代は墓石のお墓ではなく「樹木葬」がメインのお墓になるかもしれません。これからは石の下ではなく木の下で眠る。自然の中で永遠の眠りにという訳です。