コンクリートにたまにいる赤い虫について

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皆さんはコンクリートの塀などで「赤い虫」が歩いているのを見たことはありませんか?

とても小さいですが真っ赤なのでよく目立ちますよね。

この昆虫は「タカラダニ」というダニの仲間で、見た目通り「赤ダニ」とも呼ばれます。

見た目的に何か毒などを持っていそうですが人やペットを刺すことは無い全く無害なダニになります。

ただ潰したりした体液がずっと肌についていると湿疹などになる場合があるため洗い流してください。

ところでタカラダニはコンクリートの塀の上で一体何をしてるのでしょうか?

実はタカラダニはコンクリートの塀の上に落ちている「花粉」を食べていると言われています。

思わぬ花粉症の人の味方ですね!

たまーに家の中にいる個体は何らかの方法で迷い込んでしまったのでしょう。

外に逃がしてあげるといいでしょう。

全く無害でなおかつ花粉を食べてくれるタカラダニ。

気持ち悪いからと言った理由で殺したりせず、お食事中ですか?と少し観察してみてはいかがでしょうか?

もしかしたら食事をしているところを見られるかもしれませんよ!

ちなみに服などの上で潰したりしてしまうと赤い体液がついてシミになる可能性があるため、やはり殺してしまうのは推奨しません。

彼らの気の向くまま歩かせてあげましょう。