最近ニュースでよく見聞きする食品への異物混入問題ですが、最近急に件数が増加したのではなく、SNSなどによる情報拡散によって表面化しやすくなった、拡散されやすくなったという要因が考えられます。安全と安心が約束され守られるべき食品に有害なものや不快なもの、いかなるものでも原材料以外のものが混入してしまうということは絶対あってはいけないことです。製造や販売に関わるすべての人はルールを厳守し、すべての過程において細心の注意を払う必要があります。また消費者は安さや便利さだけに目を向けず、安全性や企業の取り組みなどについても高い関心を持ちチェックしていく姿勢を持ち続けることも大事です。
異物混入問題が起こると立て続けに発覚するというパターンがよく見られますが、よくない言い方をすれば「どさくさに紛れてカミングアウトすることでクローズアップされずうやむやに終わることを狙う」という狡猾な手段でもあります。
そのようなことは絶対あってはいけません。企業としては事故が発覚した段階ですみやかに、かつ大体的に発表することが重要です。注意喚起を促しすみやかな回収作業に繋げるスピーディーかつ的確な責任の取り方もつよく求められます。