日本酒は甘みとコク、香りを楽しめるお酒です。
日本酒に合う料理にはどんなものがあるのか、特徴を考えてみました。
まず初めに思いつくのがおでんです。味のしみた野菜や練り物などに少し辛子を付け、これに日本酒があれば他に何も要らないほどです。寒い日に、熱燗と熱々のおでんを一緒にいただくのも良いですし、冷酒にも合います。夏には冷たい冷やしおでんも美味しいです。
次に思いつくのはホッケの干物などの焼き魚です。思えばおつまみのことを酒の肴、と呼ぶくらいですから、魚はお酒との相性が良いのかも知れません。香ばしく焼かれた魚にスダチをキュッと絞ったり、そこに大根おろしと少しの醤油があれば完璧です。
他にも豚の角煮や、たこわさび、お刺身、焼きイカといったものが日本酒のお供として好まれているように思います。
例えばワインやビールですと、揚げ物や油っぽいものを一緒に食べる人が多いように見えますが、それらとは異なり、日本酒には塩気のあるものが合うように思います。ボリュームも多すぎず、かといって一口で食べられるようなものではなく、少し時間をかけて楽しめるものが良さそうです。
そう考えるとやはり、昔から日本にある和食が、日本酒には最も合っているようです。