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田舎に住む祖母が亡くなり、家の中は生前のまま約2年ほど放置してしまっていました。私自身も私の親も仕事で忙しいため、同じ県内とは言え中々片付けを行うほど暇がとれないという現実に直面するのです。そこで思い切って遺品整理の業者を依頼することにしました。
どんな業社なのだろうと不安はあったものの、このまま放置するのも忍びない、思い切った決断をするまでには家族会議が開かれました。依頼もお金も親が主導で行うため、私の権限はなく賛成票を投じるのみ、まあ気楽なものです。依頼先となった遺品整理業者の対応もよかったようで、上々なスタートだったと思います。料金は相場があってないようなもの、したがって一体いくらかかってしまうのか不安な父、結局見積りに1日が要されることに、この辺りで父親の信頼を勝ち取ったようです。「いや～ちゃんとしている」とご満悦の表情です。当日は家族全員で作業に立ち会うことに、ちょっとしたサポートを行いながら思い出などに浸れ楽しかったです。あと買取りにも対応してくれているとのことでちょっと期待、貴金属などは良い値で買取ってくれたものの、その他のものはさっぱりといったところです。作業が終わった後はスッキリしたと同時に一抹の寂しさを感じました。